アニメ・漫画のメモ帳(自己満)

個人的なアニメの感想と好きな声優やアニソンについて書いてます。

アニメ ギルティクラウン ネタバレ感想




そんなに細かくは書かないけどネタバレビュー。


ネタバレしたくない方は注意



ギルティクラウンは自分の中でかなり上位のアニメ。
アニメの中で「EGOIST=いのり」という設定の為に
実際にEGOISTを作った所から純粋にすごいと思う。
アニメの中のバンドやキャラが歌唄って実際にCDになる事は
多々ある事でもアニメの設定の為に作ったのが新しかった。
実際、その設定は重要で集といのりの出会った時や
いのりが転校生として来た時もその設定のおかげで導入が自然。
設定だけより本当に唄っている(ボーカルは茅野さんではないが)のが
見てる側にも信憑性を与えたと思う。


集が少しクセがあり人間味があるのも良かった。
空気が読めなく、自分では決断しないような人間臭い集と
感情や自分の意思があまり感じられないいのりの両極端な二人が
中和するかのように成長する過程も良い。


序盤の集はEGOISTのいのりに好意を感じ、決断というよりも
流されている感じに感じた。
4話でいのりが涯の命令を無視して独断で集を助けに向かい天井から飛び降りる。
そこで集がケンジのヴォイドを使い水を駆け上がりいのりの元へ向かう。
この後、いのりのヴォイドを引き抜くところで流れるBios。
疾走感のある戦闘シーンはものすごくかっこ良かった。
このまま集といのりは上手くいくと思いきや5話でガッツリ振られる。

「涯がそうしろって言ったから」


でもこの頃からいのりは集に好意を感じていたと思う。
恋や愛を知らずに自分の知らない感情に戸惑いながらそれが爆発しての
4話の暴走なのだと思う。

「どうして私寒いの・・?集なら・・知ってる?」



中盤に入り学校での隔離生活が始まりヴォイドが公になる。
13話での綾瀬と集の共闘のシーンも良かった。

「これ、私のヴォイドなの。いいでしょ?」


生徒会長になり順調だった集を祭の死が変えてしまった。
このあたりになると集は利用されてる感じが強くなり友達や仲間との
溝も濃くなっていく。
正直、このあたりの話は見るのが少し辛い。
見てる側は全ての場面がわかるので集の想いもそれを理解してない生徒達も
わかってしまう。
ソウタが溺れそうになった所とかはちょっと独裁者過ぎる気もしたが・・
そしてヴォイドが壊れると引き抜かれた当人は死んでしまう事も集にバレて
ここで祭さんの死に更なる意味が生まれる。


終盤、マナの人格が出始めたいのりが自ら涯の元に向かって
やっと吹っ切れる集。
この辺になるといのりも少し怖いです。
実際怖いと感じるのはマナの出たときのいのりなんだけど。
上手い流れのまま残ったメンツが合流して集がヴォイドゲノムを接種。
この辺になると綾瀬でもいいんじゃないかなーと少し思ってしまった。
最後の戦いの時の「手伝って貰ってもいい?」って言った綾瀬に
最後かもしれないから頼んだのかなと思ってしまった。

「借りっぱなしで絶対勝手に死なないでよ」


ちなみに個人的に好きなシーンは
GHQのメガネ。アンドレイ・ローワンがダリルを逃がすシーン。
エレベーターに押し込んだあとのセリフには感動しました。

「生き直せるなら今度はもっと人に優しくしろ、
本当はいい子だったんだろ、ダリル坊やは」




世界の悲しみや苦しみを二人で引き受ける所をいのりは
集の分も引き受けて消えてしまった。
集はいのりに一緒に行こうと言って二人で消えることを決めたと思う。
でもいのりは集とずっと一緒に「生きる」為に集を生かしたんじゃないかと
思った。
ヴォイドは人の心でそれが二人の元に全て集まった時、そこにはもちろん
集といのりの心もあったはず。
本当にいのりは集の中に自分の心を残したのかも知れない。
そしてあやとり。このあやとりの糸の色が赤いのにも何か理由があるのか。


「取って」


最後のいのりのこのセリフは「心を受け取って」という意味なのかも知れない。


人の死で感動するのは少し安いと思っていましたが、
このアニメはキャラが自分の命に相手への想いをギュッと詰め死んで行く。
想いというより「心」を託すような感じで。
いのりも集に心を託して共に生きながら集の幸せを祈っている事を願いたい。


離さないで
ぎゅっと手を握っていて
あなたと二人続くと言って
繋いだその手は温かくて
優しかった。
Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜
楪いのりの等身大の感情を込めて。


公式
Blu-ray BOX発売PV